山下武『江戸時代庶民教化政策の研究』
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山下武『江戸時代庶民教化政策の研究』、
校倉書房、1969年
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読了するのが惜しいと思われるくらい
楽しく読みました。
研究書を読むことは立場上多いわけですが、
こんな気持ちで1頁ずつめくっていけた本は
そう多くありません。
楽しめることはままありますけど。
1969年出版、つまり概ね40年前の書籍ではあるものの、
近世国文・江戸時代史・同思想史をされる方は勿論、
中文・中哲や朝文から見ても
示唆されるところは多いのではないかと思います。
一応、著者は教育学を御専門とされておられるので
教育史に分類されるのが穏当なのでしょうがf(^_^;)
惜しむらくは既に絶版されていること。
それも久しいようです。
こんな良書がどうして絶版…。
良書だからこそ絶版なのでしょうか…。
ともあれ、内容としては、
江戸幕府の施行した庶民教化政策と
それにおける書籍・出版物の役割。
したがって、禁書や出版規制、教化書刊行といった
出版物を対象ないし手段とした政策を
主として取り上げておられます。
今風に言えばメディア政策にも通ずるものではないでしょうか。
オンデマンド出版で良いので復刊して欲しいものです。
もったいない…。
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