遠藤公男『韓国の虎はなぜ消えたか』
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遠藤公男『韓国の虎はなぜ消えたか』、
講談社、1986年初版
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ノンフィンクションとされる一冊。
韓国近代史とも言えなくはないのですが、
ひとまず韓国関連のその他一般ということに
させて頂きました。
取材の御苦労が見て取れる、そんな一冊です。
朝鮮における虎というのは、怖いながらも親しまれる存在です。
ソウルオリンピックのホドリも虎ですし。
親孝行の説話でも虎から親を守る孝行息子・娘の話が
よく出てきますしね。
それに、山神としても見られていたとか。
ともかく、かの地の文化とは切っても切れない存在のようです。
同書によると、かつてそれなりに居たチョウセントラが
少なくとも現在の韓国地域において絶滅してしまったのは
朝鮮総督府の害獣駆除政策に因るとされます。
大きな原因になったのかも知れませんが、
朝鮮朝時代の虎の被害や虎退治政策はどうだったのでしょう?
朝鮮王朝が駆除したかどうかは資料を見ていないので
何とも言えませんが、
少なくともそれなりの人数が襲われていたような気がします。
孝行話で「親を虎から守る」話の多さはそれを裏付けるものかと。
日本では、狼がそうだったのですかねぇ…。
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