マンガ

桂正和『ZETMAN』

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桂正和『ZETMAN』(YJ COMICS)、集英社、第8巻まで、連載中
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桂正和氏といえば、はるか四半世紀ほど前に、

(1)『ツバサ』でデビュー、『WINGMAN』、その後『ヴァンダー』を経て
(2)『電影少女』『I's』などを書かれているので、
※『SHADOW LADY』はどちらに含めるべきだろうか。
未読なので判断不可※

最近の方々は(2)の路線でご存知の方が多いように思います。
が、倭儒は(2)の路線が大嫌いですので、
同氏のこの路線は全く読まず。
大事なのは(1)路線だと思っています。

(1)路線のモチーフは「正義への問いかけ」。
端的には「正義とは何か」です。
『ヴァンダー』は『WINGMAN』と同じ語りなので、
同氏の問いかけとしては、『WINGMAN』『ZETMAN』の二つが
メインストリームだと解釈しています。

『ZETMAN』の初出は平成元年=1984年、読み切りにて。
『ZETMAN 桂正和短編集』の冒頭に載せられています。
※『SHADOW LADY』もこちらが初出のようです※

その後、2002年に連載開始。
んー、18年の時を隔てていますねぇ。
実はこの短編を目にしたときから
同作品の連載を心待ちにしておりました。
待ちまくりです。
※その間、(2)系列&『SHADOW LADY』が出ていましたが、
ずーっとイライラしていたわけです※

短編から連載に移ったため、
世界設定等は大幅なリメイクないしボリュームアップが
為されてはいるものの、
モチーフ「正義への問いかけ」は
些かも揺らいでおりません。
むしろ、短編当初に比して
「回答例」をいくつも出せる状況にあるので、
読者にとっては比較もできて更に分かりやすくなり
読み応えも増しています。

唯一の欠点は…YJCだからなのか、一冊あたりがやや高額…。
なぜに\680(税込)なのか…装丁凝り過ぎです。
普通のJCなら\400程度なのに(ToT)

でも、現代にこそ在って良いこの問いかけ、
それへの回答を試みる同氏の挑戦を見守りつつ
引き続き楽しみます。

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